かながわ住宅コープをなぜ設立したか
私たち「かながわ住宅コープ」は、県民の良質な住宅と住環境の実現に向けて神奈川県知事の認可を受け設立された住宅専門の生活協同組合です。平成19年5月に神奈川県庁の許認可を得て事業を開始して以来、多数の工事を行い、神奈川県民の方々のお役に立てたことは生活協同組合が神奈川県内で広く認知され信頼を得てきた証であると改めて責任の重さを痛感しております。
「かながわ住宅コープ」は神奈川県民の住宅工事に関する被害を少しでも無くすことができるよう、適性価格を超えた工事金で営業活動を行う訪問販売業者が多く存在する床下シロアリの消毒事業と外壁・屋根の塗装事業を中心に活動を行ってまいりました。1.悪質リフォーム業者の横行や施工業者の倒産 2.適切な施工方法の選択や使用建築資材の安全性の確認 3.見積工事金額が適正であるかの判断 4.少額の営繕工事を依頼したくても対応先が見つからない など同じ悩みや不安を持つ仲間が数多く県内にいらっしゃることを知り、単に住宅業者に頼むのではなく、組合員みんなで考え、学び、これらの問題を一つ一つ解決していこうと集った消費者団体です。組合員のアンケートやニーズに幅広く応えることを基本として、常に多くの方に協力を求め、資材の生産者や施工者の方々にも組合員として参加していただいています。
生協事務局は、住宅専門の生協「かながわ住宅コープ」の設立理念に賛同した提携業者のなかから、「プロデューサー」と呼んでいるコープ事務局で行う講習や研修会に参加している調査員・技術員に組合員の要望に合わせて業務をお願いしています。民間の工事会社とは違い、事務局内で相見積を取っている「住宅専門の生活協同組合」ならではの活動を行っています。また、「かながわ住宅コープ」は神奈川県民が安心して消費生活ができるよう、住宅に関する《品質管理委員会》や住宅生協を広く認知してもらう《広報委員会》を立ち上げ、皆さま組合員に接する各プロデューサーが集まる≪プロデューサー総会≫を通じて、県内消費者が詐欺で騙されないための対策について議論を積み重ねています。
リフォーム詐欺紛いの工事は、かたちを変えて行われ、後を絶ちません。最近では、安価な住宅機器の取付けを行う企業が参入してきていますが、工事後に困っているとの県民の声が増えてきています。安いものには理由があるようです。かながわ住宅コープ事務局は県民消費者の相談を積極的に受け付けています。他社の見積金額や工事の内容について不安や疑問があったらお気軽にお問合せください。また、最近コープと名乗る民間工事会社が増えています。生協では無いことがありますのでご注意ください。

生協だからできる3つの約束
- 1.「安心」の価格設定
- かながわ住宅コープの工事価格は「生協法」により、利益を追求しない価格設定となっているので、安心の価格で工事を行うことができます。
- 2.「安全」の直接業務契約
- かながわ住宅コープは工事会社に紹介をして手数料をとる方法ではなく、組合員に代わって直接工事の取りまとめを行うため、安全な契約をお約束します。
- 3.「信頼」のアフターケア
- かながわ住宅コープは単なる工事会社ではなく、組合員を中心とした団体なので、組合員とのお付き合いを中心に事業をすすめています。