理事長のご挨拶
幅広い様々な消費者の住まいへのニーズに応えるため、平成19年9月に事業を開始しました。
建築・不動産・法律・税務など多くの専門家が参加し、生協の理念に基づき、ハウスメーカーやマンション業者が進める供給側ではなく、消費者サイドに立った住まいの実現を図ることを目指しています。また、手抜き工事や納得できない価格など、業者側の無責任さの結果が社会問題化しています。かながわ住宅コープはこうしたトラブルを未然に防止するために、多くの専門家が参加し、生協の理念に基づき、消費者の側に立った住まい“創り”を基本コンセプトに、“住まいに関する総合プロデューサー”として、みなさまの理想の住まいづくりをお手伝いしています。
「生活協同組合かながわ住宅コープ」はハウスメーカーやゼネコンとは全く違う組合員主体の運営方法となっています。当コープの特徴は、リフォーム工事をする際、どこに頼んで良いか分からないし不安であるという組合員の声を事務局が代行するシステムです。安心して頼める工事業者を探し、生協の理念等の教育をし、テスト修了者に「プロデューサー」として運営のお手伝いをしていただいています。「組合員」と「かながわ住宅コープ」は一体であり、発注者・受注者の関係ではありません。「組合員」は組合に加入することによって、安心して頼める工事業者の選定を事務局に任せることになります。「工事業務委託書」にご記入頂き、事務局は「組合員」より依頼された工事について組合員に代わって「プロデューサー」の選定を受けるかたちで「工事業務受託書」を発行しています。
生活協同組合法の第1条には「消費者の文化向上」が掲げられています。住まいの側から、消費者の住文化のレベルアップと「参加」と「協同」の場をデザインしていくことを目指します。
生活協同組合かながわ住宅コープ
理事長 山田 育典